2015年12月27日日曜日

冬期休業のお知らせ



ウタグチシホ建築アトリエは12/28(月)~1/4(月)の8日間、冬期休業致します。
この間に頂いたお問い合わせ、ご連絡等は1/5(火)より順次返信致します。

ご迷惑お掛け致しますが、どうぞよろしくお願い致します。


* * * * * *

今年最後の現場。
スケルトンになったマンションは、コンクリートの補修、床下配管、ウレタン吹付が終わり
ようやく床組が始まりました。
年明けからは、壁の立上げが始まるので、ワンルームな状態を見られるのはこれで最後です。
竣工まであと2ヵ月、丁寧に、そして楽しく進めていきたいです。

全体のコンセプトから細かい納まりのことまで、こちらの考えを大切にして一緒に考えてくれる
監督さん、職人さんに本当に感謝です。

今年の春ごろから計画を進めていた、3階建の兼用住宅も1月中旬から現場が始まります。
長い時間図面や模型で検討してきたことが、実際に形になっていくこの時間は毎回ワクワクします。

* * * * * *

今年1月から、本当にあっという間に12カ月の時間が過ぎ去りました。
思いだしてみると、新しくいろんな方と出会ったり、新しいことにチャレンジさせてもらえたり
とても充実していたように思います。
日々、忙しくさせてもらっているのも大変ありがたいですが振り返る時間がなかったので
休業中にゆっくり振り返ってみたいと思います。

関わって下さった皆様、1年間どうもありがとうございました。
どうぞ、良きお年をお迎えください。

来年も、丁寧に、丁寧に、建築と向き合って参ります。


ウタグチシホ建築アトリエ
謡口志保





2015年11月19日木曜日

スケルトンになりました
















マンションのリノベーション、1期工事にあたる解体が終了しました。
吸音する素材がなくなった室内は、声や足音がよく反響します。

こうやって仕上を撤去してみると、表面的にはわからなかった躯体や給排水関係の
劣化を根本からチェックすることができます。
築25年のマンションはそれなりに問題もありました。
(詳しく知りたい方は直接ご連絡ください…)

建物を長く良い状態で維持する為に、お化粧だけでなく中からきちんとメンテナンスることがとても重要です。
人間と同じように生き物なので、悪そうな場所はひどくならないうちに早めに手を入れて快復させておきます。
本日は、窓周りにできたクラックを外側から補修してもらいました。

12月に入ったら、そろそろ内装工事の開始です。





2015年11月18日水曜日

7周年を迎えました

ウタグチシホ建築アトリエは、本日で7周年を迎えました。

2008年11月18日に、一級建築士事務所登録をしてあっという間の7年です。
独立して数年は、仕事もなく暇を持て余していたので、
日々忙しくさせていただいているのが本当にありがたく感じます。

ますます、精進して行きたいと思います。

誰かのハッピーを少しでも増やして行けますように。

2015年10月31日土曜日

マンションリノベーションスタート!

今年は2月に「双屋根と暮らす家」のお引渡しをしてから、しばらく設計だけの期間が続きましたが、
ようやくマンションのフルリノベーションの現場がスタートしました。
1フロア1住戸という少し変わった小規模のマンションです。
まずは、解体工事から。3日間でここまで作業が進みます。

100㎡近い床面積があるので、内部の間仕切り壁を撤去するとかなり広く感じます。
このまま1ルームでもいいかもしれない…という気分になって現場をあとにしました。

1月末に竣工の予定です。






2015年10月22日木曜日

[Lulu]建築士の作品展 Vol.6

所属しております愛知建築士会名東支部の不定期放浪型パネル展[Lulu]Vol.6 が開催されています!
ウタグチアトリエもパネルを展示させて頂いく予定です。

何と今年は2ヶ所同時開催。力作ばかりが揃うパネル展です。ぜひお出かけ下さい!

開催期間: 10月31日(土)~11月21日(日) 
開催場所: 2か所同時開催
        ELEMENTCAFE  エレメントカフェ
        11:00~16:00
        名古屋市名東区文教台2丁目104 
        TEL 052-726-5567
        
        EKUMAKURI エクマクリ
        11:00~16:00 (休/第3水・日祝)
        名古屋市千種区天満通2-6-3
        TEL 052-710-7760

詳細はこちらへ→ 
http://meito758.seesaa.net/article/428193198.html

2015年10月14日水曜日

homify【日本語版】掲載















「稜線の家」がhomify【日本語版】に掲載されました。

「穏やかに大らかに。ミニマルな平屋住宅」というタイトルで丁寧にレポート頂きました。
考えていたけれど、言葉にできていなかったことまで丁寧に書いて頂けて光栄です。

2015年10月10日土曜日

ガラスでビル作り【前篇】

先日、大切な友人のひとり陶磁器作家の安田奈央さんのアトリエへお邪魔してきました。
目的はガラスカレットを使ったワークショップのため。

作曲家の高山葉子さんと2人で弟子入りです。






















素敵な手作りのアトリエでまずは粘土をこねるところから。
さすが安田くん。粘土をこねる姿も絵になります。




















続いて、粘土をこねたり伸ばしたり、切ったりして作りたい形へ成形。
私はかわいいビルを5棟ほど。
















これは本当に素晴らしいアイデアだなと思いましたが、レゴブロッくで石膏を流す型を作ります。子供用のワークショップでも大人気だそうです。
芋目地、馬目地で盛り上がる3人。




















そして、型へ水で溶いた石膏を流し込みます。
高山さんはロクロで器型を成形。美しい形です。




















石膏が固まって型から外れたら、この様にまっ白い豆腐のようになります。




















そして、ヘラなどを使って中の粘土を無心にほじほじかきだす。















私のビル型もうまくとれました!
次回は、ここにカレットと呼ばれるガラス片を詰めて窯で焼成です!

2015年10月8日木曜日

SOCIAL TOWER MARKET 2015
























今年もこの季節がやってきました。

SOCIAL TOWER MARKETに名古屋渋ビル研究会として、今年はりきって2日間参加致します!

渋ビル研究会のブログ: https://shibubuilding.themedia.jp/posts/189162

昨年は初めましての方も、わざわざ遠方からお買い求めにいらしてくださった方も、いつもの方も、楽しくたくさんお話ができて幸せな時間でした。
今年も多くの方とお会いできるといいなぁと思っています。

ビル好きの方!勇気を出して、話しかけにきてください^^

2015年10月1日木曜日

homify【フランス語版】掲載

homifyフランス語版に「稜線の家」が掲載されました。
またもなぜかモバイルハウス特集の中に入っておりますが…

「緑と光の空間」ということでご紹介頂いております。

詳しくはこちらから→

https://www.homify.fr/livres_idees/113386/revolutionnaires-maison-mobiles

2015年9月24日木曜日

homify【スペイン語版】掲載


homifyスペイン語版に「稜線の家」が掲載されました。
なぜかモバイルハウス特集の中に入っておりますが…

「軽さとエコロジー」ということでご紹介頂いております。

詳しくはこちらから

https://www.homify.com.ar/libros_de_ideas/91438/casas-moviles-armar-y-desarmar-en-un-plisplas

2015年8月31日月曜日

ホテルオークラのこと

















ホテルオークラが本日閉館しました。
建替え前にと5月に宿泊しにいったものの、やっぱりもう一度見たくなって夏休み再度訪れました。

その姿を目に焼き付けようと、たくさんの方がラウンジを訪れ写真を撮ったりソファに深く腰掛けて空間を眺めたり、思い思いの時間を過ごしていました。
写真を見返すだけで、あの空間がもうこの世から消えてしまうと思うと何とも言えない、やりきれない気持ちに襲われます。

戦後建てられた建物は、老朽化を理由にここ10年くらいの間にかなり取り壊され建替えられていくのでしょうが、
素晴らしい建築を後世に残してほしい気持ちと、維持管理していく立場の大変さを理解できる気持ちと両方が錯綜します。

ホテルオークラの様な世界中から称賛を浴び、取り壊しに対しても著名な方達から意見書が出される建築ならばその評価は誰の目からみても間違いないのですが、街にある多くのビルはそうではないのです。
人知れず、役目を終えて消えていく。

建築に携わる身として、誰も見つけていな価値を掘り起こしたり、その姿を記録したりやれることはまだまだあります。
新しいものをつくるだけではなく、既にあるものとどう向き合うか。
これからの大きな課題です。

2015年8月21日金曜日

村野藤吾の建築

目黒区美術館にて開催中の展覧会「村野藤吾の建築-模型が模型が語る豊饒な世界」を見てきました。

会場に所狭しと並べられた模型は80点あまり。
そのうち、1階に展示された10点ほどは撮影可能であったため、様々な角度から「いいねー、いいねー」と心でつぶやきながらシャッターを切りました。
























会場内で同じようにシャッターを切る人からも同じように静かな興奮が伝わってきます。

2階は東京以外に建築された模型が約70点。
ビルディングタイプごとに分けられて展示されています。

ひとつひとつ注意深く見て行ったあとに会場全体を見回すとその造形の多様さに改めて驚かされます。
生涯を通してこれだけ豊かな形態を生み出せることに、何度も感動しました。
そして、百貨店や官庁など生活の延長にある施設が多く、日常の延長にこういった場所があることにも胸を打たれます。

ディテールまで丁寧に再現された模型で、実物とは違った角度から建築を楽しめる。
非常に豊饒な時間を過ごさせてもらいました。

展覧会は9/13まで。
https://mmat.jp/exhibition/archives/ex150711

2015年8月13日木曜日

夏季休業のお知らせ

弊事務所では8/14(金)~17(月)の4日間夏季休業致します。
この間に頂戴しましたメール等は18日以降に返信致します。

どうぞよろしくお願いします。

homify掲載


















homify日本語版に「ガルバリウム鋼板を使用した家10選」ということでウタグチアトリエにて設計致しました「稜線の家」を掲載して頂きました。
無駄のない美しさ、と形容頂き嬉しい限りです。

詳しくはこちらから→
https://www.homify.jp/ideabooks/40647/10

2015年8月5日水曜日

夏の思い出

油断すると順調にブログ更新が滞る謡口です。こんにちは。
少し前になりますが、今年も恒例の名古屋場所に行ってきました!
















愛知県体育館に向かうと、石垣を背景にまずは相撲のぼりが出迎えてくれます。
今場所は御贔屓の力士・日馬富士がケガのため休場してしまったので、
ずいぶんがっかりしていましたが、こののぼりを見るだけでテンション上がります。
















会場についたのは13:00過ぎ。ここ最近の相撲人気で早い時間でもかなりお客さんがはいっています。
今年は発売時間からPCに向かってチケットをとりましたが、なかなか繋がらず結局千秋楽の枡席はとれませんでした。でも2日も枡席で観戦できたのでかなり満足です。
















さて、今回は自慢の望遠レンズを持参した為、遠藤関の土俵入りもばっちり撮れました。
臨場感が伝わりますでしょうか。
















横綱以外の幕内力士の土俵入り。このあたりで満員御礼の幕が降ります。空き席の見えない、本当の満員御礼です。
会場の雰囲気もかなり熱気を帯びて、観客も各々御贔屓力士の四股名を声掛けします。
















そして、横綱白鵬関の土俵入り。
背中だけで神々しいです。
















力水を飲む横綱。取組前から気合が十分に伝わってきます。
この日は白鵬と稀勢の里の取組。粘り強い大戦で最後まで息を飲んで見守りました。
















取組が全て終わって、帰りかけの1枚。
夏の最大の行事が終わり、背中を西日に照らされながら帰るのは毎年夏が終わってしまったような寂しい気持ちになります。

また来年。

***

いくつかプロジェクトも動き出し、またそちらもレポートします!



2015年7月13日月曜日

長良川 鵜飼舟

数年ぶりに大学の同級生で集まって週末旅行へ出かけてきました。
姫路、大阪、宮崎、岐阜、名古屋と住んでいる場所はバラバラですが、
集まって久々の時間を共有します。

行き先は岐阜県岐阜市。
近くに住んでいながらもなかなか行く機会のなかった鵜飼舟に乗って、
ゆったりと過ごすことに。

http://www.ukai-gifucity.jp/ukai/

18:00頃に船着き場から出発して、食事をしながら上流までしばらく進みます。
河原に舟を順番につけて暗くなるのを待ちました。
盆踊りステージがついた舟がが往来したり、なかなか趣向を凝らした演出が良いです。



さて、日が落ちてすっかりあたりが暗くなりお酒もほろ酔いになった頃に鵜飼スタートです。
















初めて知ったのですが、鵜匠は宮内庁の管轄なのですね。
http://www.kunaicho.go.jp/culture/ukai/ukai.html

現在は6名の鵜匠の方が1300年来の古代魚漁を未来につなぐ為に活躍されているとのことでした。
かがり火の明るさを頼りに、10匹程度の鵜を操って漁をする姿はなかなかの迫力で、
またぜひ訪れてみたいと思います。


2015年6月26日金曜日

第22回未来をのぞく住宅展/敦賀市きらめきみなと館

6/27(土)~28(日)の2日間、第22回未来をのぞく住宅展に出展しています。

会場は敦賀市のきらめきみなと館と少々、名古屋からは遠いですが
敦賀市近郊の方、敦賀市にたまたまお出かけの方ぜひぜひ遊びに来て下さい。
新しいプロジェクトの模型も展示予定です。


―第22回未来をのぞく住宅展

6/27 (土)〜28日 (日)

きらめきみなと館
〒914-0078福井県敦賀市桜町1番1号
6/27 (土) 10:00~17:00 入場無料
6/28 (日) 10:00~17:00 入場無料
http://event.asj-net.com/public/event/data/7650

2015年6月19日金曜日

紫陽花の頃

















梅雨入りしましたが、名古屋はあまりひどい雨に見舞われておりませんね。

事務所にはなるべく季節の花か枝モノを置くようにしているのですが、今日は紫陽花を。
自然豊かな場所で育ったせいか、樹や植物を見るのがとても好きです。
春先から何なくバタついて大好きなドウダンツツジは逃してしまったので、大好きな紫陽花をようやく。
お庭もそうですが、樹が一本置かれただけでそこに拠り所と空間がうまれます。

雨はさほどですが、湿度の高さに負けて髪の毛をバッサリ切りました。
プロフィールにしている写真とはすでに髪型が違うのですが、さらに変わりました。
四十手前で少年アシベ風です。大人の女性には程遠いです。



2015年6月8日月曜日

ビルと落語とコーヒー(とわたし)

名古屋渋ビル手帖「中産連ビル特集号」発刊の記念イベントとしてビル落語会を開催しました。
予想を超えてたくさんの方にお越し頂き、本当にありがとうございました!
全面的にご協力くださった、中産連ビルディング株式会社様には心より感謝申し上げます。

ビルと落語とコーヒーと好きなものに囲まれて幸せな一日でございました。
こういったイベントを通じて、新たにその建物の魅力を伝えれたり、人の繋がりを新しく築いてもたえたり、
渋ビル研究会の活動に興味を持って下さっている方といろいろとお話できたり、とても実りが多いです。

自主的な企画イベントはこれが初めてで、どうなることかと不安でしたが無事終わってほっと一息。
席亭をやってみたい!という夢も叶えられました。

(次なる野望は、名古屋場所でウタアトリエの懸賞幕を出すこと!笑)
















会場はほぼ満席。
一席目は鎗田家志ょ朝さんの防災をテーマにしたお噺から始まります。
名人芸と申しましょうか、上品で丁寧な口調が粋でかっこいいです!小さな所作も見逃すのが悔しく思えて、はからずも集中させれらます。
最初は緊張気味だったお客様も、どんどん落語の世界に引き込まれていきます。
















そして二席目は南遊亭栄歌さん。
ダイナミックで疾走感のある落語がたまりません!お客様の笑い声が会場いっぱいに響き渡ります。
おや?手元にも見覚えのあるビル柄の手ぬぐいが…。

前半二席、中入りを挿んで後半二席。
二時間に渡ってたっぷり四席の落語を楽しませてもらいました。

ちなみに次第は…

「備えあれば憂いなし」 志ょ朝
「ちりとてちん」 栄歌
 ~仲入り~
「おごろもち盗人」 栄歌
「竹の水仙」 志ょ朝

ビルでの落語、ということで建物や大工さんに関係した演目をピックアップしてもらいました。
お二人ともありがとうございました!
















落語会のあとは屋上庭園見学会。こちらもまた、大勢の方が残って真剣に建物や庭園を見学されていきました。
















建物の竣工当時の情景を思い浮かべながらその眺望を楽しみます。

















お土産は渋ビルをイメージたブレンドコーヒー。
楽しんでいただけましたでしょうか?

2015年6月5日金曜日

【再募集】落語会@中産連ビル


趣味の活動「名古屋渋ビル研究会」でひっそり企画している落語会。
キャンセルでちょっとだけ席が空いたので、再募集しています!

今週末暇だなぁという、ビル好き、落語好きの方ぜひぜひ遊びにきてください。

*6/7(日)14:00~(13:30開場) 1,500yen(渋ビルコーヒーのお土産付き)

詳細、お申し込みはこちらから→


2015年6月2日火曜日

未来の未来

久々にギャラリー間を訪れて開催中の展覧会「藤本壮介展 未来の未来」を楽しんでまいりました。
















会場にはおそらく100以上の模型が所狭しと並べられ、それを熱心に撮影している人たちの姿がとても印象的でした。
私もぐっと模型に近づいて、模型のスケールに自分の体を落とし込んでみて行きます。















建築の始まる前(見方によっては始まった時)から














イスを集積して建築になるか可能性を試しているものから
(これは学生の時にイスはドミノと同じ空間構成だ!と思っていた私からするとその思考のずっと先に行っているものでした)














建築の完成形まで。その思考の過程がすべてここに置かれてあり、圧倒的な試行錯誤の料にただただ圧倒されます。














4Fのブリッジから中庭の展示を見下ろすと、それもまた藤本氏の模型の1つを自分自身が1/1のまま見ているような錯覚にもなり、展示してある模型に合せて自分がスケールを変化させている、そんな感覚になりました。

すでにもっている既成概念を一度外して、ゼロから建築の可能性を探っていく。
この地道な作業にこそ未来の未来が宿るのかもしれません!

展覧会は2015年6月13日(土)までです。
http://www.toto.co.jp/gallerma/ex150417/

2015年6月1日月曜日

ホテルオークラ東京

すでに様々なところでその建替が報じられているホテルオークラ東京。
9月から始まる建替え前にと本館を見て参りました。
















到着した時にオークラランタンであまりにも有名なラウンジにて人前式が執り行われていました。
厳かで、しっとりした素晴らしい時間を他者としてですが味あわせてもらいました。

式が終わってしばらくするとラウンジは元の姿に。

簡単に「和の美しさ」としては語りきれない、芳醇で計算されつくした素材とプロポーションがそこに用意してありました。
カメラの腕不足もあって、その素晴らしさがどのくらい伝えられているか分かりませんが、どこを切り取っても溜息の出る完ぺきさ。
昼間の自然光が入る姿も清々しくて良いですが、照明がより生きる夜間も非常に趣があります。
普段、いかに均一で明るすぎる空間で過ごすことが多いことを嫌でも気付かされます。

その姿をしっかりしっかり、目に焼き付けてきました。
しばらく反芻して過ごしたいと思います。






2015年5月31日日曜日

さかだちブックス

渋ビル手帖をお取り扱い頂いている岐阜県岐阜市神田町にある「さかだちブックス」さん。
店舗を新しくされてからまだ伺えておりませんが、こちらも素敵なビルにあるとの噂です。

さて、そのさかだちブックスさんに5/9-10の森道市場のことをレポートして頂いておりました!
ありがとうございます。
もじもじ笑顔で申し訳ありません。

http://sakadachibooks.com/?p=1548

2015年5月29日金曜日

高蔵寺ニュータウン 空き家リノベーションコンペ 入賞しました!

昨年度末に何とかへろへろで出しきった「高蔵寺ニュータウン 空き家リノベーションアイデアコンペ」にて150近い応募数の中、幸運にも入賞することができました!今週末、表彰式です。

結果はこちらから→
http://ur-center.com/kouzouji_nyusen.html
















無理のないリノベーション×しくみづくり という建築的には若干控え目なアプローチでしたが、評価頂けたことは大変嬉しいです。
空き家問題は、全国的な話ではありますが高蔵寺で行う場所性を考えて「HOME SHARE HOUSE」という提案を致しました。
6/7まで春日井市東部市民センターにて作品展示されるようですので、お近くを通られることがあればぜひご覧ください。

協働設計の山上健さん(山上建築事務所)、オープンデスクとして素敵な模型を一所懸命に制作してくれた大岩志帆さん&三井泉紀さん(ともに東海工業専門学校)に心より感謝申し上げます!

2015年5月28日木曜日

住まいの探偵団が行く!

先月取材頂きました「CBCハウジング 住まいの探偵団が行く!」の1回目が掲載されました。
毎週水曜日、4回に渡って取りあげていただけるようです。

http://hicbc.com/housing/tanteidan/vol15/01.htm

住まい作り始めようかと考えていらっしゃる方向けに、変形・狭小敷地でも工夫次第で良い住宅になるということをお話させてもらいました。

そこそこ広さのある四角い敷地でなくとも、その条件をポジティブにとらえていろいろとアイデアを練っていくことで、他にないユニークで自分達にぴったりの住宅ができあがります。

土地が良くないから、、、と諦めずに皆さんの周りにいる身近な建築士に相談してもらえるといいなぁ、と思います。
きっと、楽しい住まいができあがるはずです。

2015年5月21日木曜日

ダム部 活動開始!

金沢旅行記の途中でブログを頓挫しておりますが、先に先週末行った美山のレポート前半を。
名古屋から車で京都北部の美山へ向かう途中、以前から気になっていた日吉ダムの近くを通ることがわかりふらりと寄り道。





























日吉ダム、率直に。大変カッコ良いです。

トーレ・ヴェラスカかと見間違うボリュームが5棟、急傾斜なコンクリートの壁から立ち上っています。
このダムがすごいのは下から間近まで行けるところ。広大に広がる芝生や川は「スプリングひよし」というレストラン、温泉、プールなどを兼ね備えた道の駅の延長にある公園の一部です。

(このスプリングひよしだけで、丸一日楽しめるボリュームです)

日吉ダムへの期待はかなりありましたが、スプリングひよしも含めて想像を超える良さに旅を共にした一同ここでかなりの時間を費やすことに。

















ちなみにこのダムは発電用ではなく、水資源機構が管理する貯水や洪水対策など水量をコントロールして地域の水環境を豊かにする場所なのです。

自然と人工との対比。土木スケールの構築物。
すっかりダムの魅力にとりつかれてしまいました。

次はどこのダムへ…。