2015年6月26日金曜日

第22回未来をのぞく住宅展/敦賀市きらめきみなと館

6/27(土)~28(日)の2日間、第22回未来をのぞく住宅展に出展しています。

会場は敦賀市のきらめきみなと館と少々、名古屋からは遠いですが
敦賀市近郊の方、敦賀市にたまたまお出かけの方ぜひぜひ遊びに来て下さい。
新しいプロジェクトの模型も展示予定です。


―第22回未来をのぞく住宅展

6/27 (土)〜28日 (日)

きらめきみなと館
〒914-0078福井県敦賀市桜町1番1号
6/27 (土) 10:00~17:00 入場無料
6/28 (日) 10:00~17:00 入場無料
http://event.asj-net.com/public/event/data/7650

2015年6月19日金曜日

紫陽花の頃

















梅雨入りしましたが、名古屋はあまりひどい雨に見舞われておりませんね。

事務所にはなるべく季節の花か枝モノを置くようにしているのですが、今日は紫陽花を。
自然豊かな場所で育ったせいか、樹や植物を見るのがとても好きです。
春先から何なくバタついて大好きなドウダンツツジは逃してしまったので、大好きな紫陽花をようやく。
お庭もそうですが、樹が一本置かれただけでそこに拠り所と空間がうまれます。

雨はさほどですが、湿度の高さに負けて髪の毛をバッサリ切りました。
プロフィールにしている写真とはすでに髪型が違うのですが、さらに変わりました。
四十手前で少年アシベ風です。大人の女性には程遠いです。



2015年6月8日月曜日

ビルと落語とコーヒー(とわたし)

名古屋渋ビル手帖「中産連ビル特集号」発刊の記念イベントとしてビル落語会を開催しました。
予想を超えてたくさんの方にお越し頂き、本当にありがとうございました!
全面的にご協力くださった、中産連ビルディング株式会社様には心より感謝申し上げます。

ビルと落語とコーヒーと好きなものに囲まれて幸せな一日でございました。
こういったイベントを通じて、新たにその建物の魅力を伝えれたり、人の繋がりを新しく築いてもたえたり、
渋ビル研究会の活動に興味を持って下さっている方といろいろとお話できたり、とても実りが多いです。

自主的な企画イベントはこれが初めてで、どうなることかと不安でしたが無事終わってほっと一息。
席亭をやってみたい!という夢も叶えられました。

(次なる野望は、名古屋場所でウタアトリエの懸賞幕を出すこと!笑)
















会場はほぼ満席。
一席目は鎗田家志ょ朝さんの防災をテーマにしたお噺から始まります。
名人芸と申しましょうか、上品で丁寧な口調が粋でかっこいいです!小さな所作も見逃すのが悔しく思えて、はからずも集中させれらます。
最初は緊張気味だったお客様も、どんどん落語の世界に引き込まれていきます。
















そして二席目は南遊亭栄歌さん。
ダイナミックで疾走感のある落語がたまりません!お客様の笑い声が会場いっぱいに響き渡ります。
おや?手元にも見覚えのあるビル柄の手ぬぐいが…。

前半二席、中入りを挿んで後半二席。
二時間に渡ってたっぷり四席の落語を楽しませてもらいました。

ちなみに次第は…

「備えあれば憂いなし」 志ょ朝
「ちりとてちん」 栄歌
 ~仲入り~
「おごろもち盗人」 栄歌
「竹の水仙」 志ょ朝

ビルでの落語、ということで建物や大工さんに関係した演目をピックアップしてもらいました。
お二人ともありがとうございました!
















落語会のあとは屋上庭園見学会。こちらもまた、大勢の方が残って真剣に建物や庭園を見学されていきました。
















建物の竣工当時の情景を思い浮かべながらその眺望を楽しみます。

















お土産は渋ビルをイメージたブレンドコーヒー。
楽しんでいただけましたでしょうか?

2015年6月5日金曜日

【再募集】落語会@中産連ビル


趣味の活動「名古屋渋ビル研究会」でひっそり企画している落語会。
キャンセルでちょっとだけ席が空いたので、再募集しています!

今週末暇だなぁという、ビル好き、落語好きの方ぜひぜひ遊びにきてください。

*6/7(日)14:00~(13:30開場) 1,500yen(渋ビルコーヒーのお土産付き)

詳細、お申し込みはこちらから→


2015年6月2日火曜日

未来の未来

久々にギャラリー間を訪れて開催中の展覧会「藤本壮介展 未来の未来」を楽しんでまいりました。
















会場にはおそらく100以上の模型が所狭しと並べられ、それを熱心に撮影している人たちの姿がとても印象的でした。
私もぐっと模型に近づいて、模型のスケールに自分の体を落とし込んでみて行きます。















建築の始まる前(見方によっては始まった時)から














イスを集積して建築になるか可能性を試しているものから
(これは学生の時にイスはドミノと同じ空間構成だ!と思っていた私からするとその思考のずっと先に行っているものでした)














建築の完成形まで。その思考の過程がすべてここに置かれてあり、圧倒的な試行錯誤の料にただただ圧倒されます。














4Fのブリッジから中庭の展示を見下ろすと、それもまた藤本氏の模型の1つを自分自身が1/1のまま見ているような錯覚にもなり、展示してある模型に合せて自分がスケールを変化させている、そんな感覚になりました。

すでにもっている既成概念を一度外して、ゼロから建築の可能性を探っていく。
この地道な作業にこそ未来の未来が宿るのかもしれません!

展覧会は2015年6月13日(土)までです。
http://www.toto.co.jp/gallerma/ex150417/

2015年6月1日月曜日

ホテルオークラ東京

すでに様々なところでその建替が報じられているホテルオークラ東京。
9月から始まる建替え前にと本館を見て参りました。
















到着した時にオークラランタンであまりにも有名なラウンジにて人前式が執り行われていました。
厳かで、しっとりした素晴らしい時間を他者としてですが味あわせてもらいました。

式が終わってしばらくするとラウンジは元の姿に。

簡単に「和の美しさ」としては語りきれない、芳醇で計算されつくした素材とプロポーションがそこに用意してありました。
カメラの腕不足もあって、その素晴らしさがどのくらい伝えられているか分かりませんが、どこを切り取っても溜息の出る完ぺきさ。
昼間の自然光が入る姿も清々しくて良いですが、照明がより生きる夜間も非常に趣があります。
普段、いかに均一で明るすぎる空間で過ごすことが多いことを嫌でも気付かされます。

その姿をしっかりしっかり、目に焼き付けてきました。
しばらく反芻して過ごしたいと思います。