2011年11月18日金曜日

黄色い家での2日間。






11/12(土)、13(日)に長久手文化の家にて上演されました【おどるゴッホ】。両日共、多くの方にお越し頂き無事終演となりました。ご来場頂いた方、お問合せ頂いた方、興味を持って下さった方、、、誠にありがとうございました。いつもの顔、久々にお会いできた顔。たくさんの方にお会いできて嬉しかったです。写真は一部ですが、最終リハの様子です。

当日は中扉の小窓から、出演者やお客様の様子をひっそり覗いておりました。出演者の皆さんの美しい動きと音もさることながら、お客様のものすごい集中力に圧倒されました。凛とした静かな空気感をまさに見る側と見られる側が一体となって作りだしている、そんな濃密な一時間でした。

今回は宣伝美術、プレイベント、制作スタッフ等々裏方として参加させて頂きましたが、今回のこの公演を通じて多くの才溢れる方たちとご一緒させて頂くことでき、多くのことを学ばせて頂きました。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。

せっかくなので、黄色い家のゴッホ一家のご紹介を。

サイレンスダンス主宰。時空間構成からゴッホ役まで。全てはこの方から始まりました。
採寸から始まる舞台構成、隅々まで氏の世界観が溢れる作品でした。11年ぶりの共演?に心より感謝。

長谷川哲士氏
ゴーギャン役。少し歩くだけで、もうその身体能力の高さ、美しさを感じて痺れます。
狂気的なゴーギャンの表現方法には、何度見ても圧倒されっぱなしでした。

ゴッホの弟テオ役とサイレンスダンスに欠かせない蝋燭制作。
静かな中にも熱く美しい心。氏のダンスは自ら制作される蝋燭と同じ様。

高山葉子氏
サウンドデザイン。サイレンスダンスの世界観を見事に音楽に。
あんなすばらしい音楽を即興でも弾かれているとのことで、その才能ぶりに脱帽です。

安田奈央氏
音具制作、演奏。透明感があり、心に真っ直ぐ届いてくる音具は彼女そのもの。
彼女が作る絶妙な音の「間」がサイレンスダンサー三人衆をうまく紡いでいました。

宣伝映像。サイレンスダンスの世界をぎゅっと凝縮させた美しいPVを制作頂きました。
当日もあの緊張感の中で息を飲む撮影!お疲れさまでした。

鈴木琴恵氏
制作スタッフ。まだ学生さんで若いのにしっかり者!
テキパキとした行動にいつも感心してます。縁の下の力持ち、お疲れさまでした。

手塚恵氏
そして!制作の母!1人で10役くらいこなして下さっていたように思います。
氏の慈愛の心と美声の元に、気持ち良くお手伝いさせて頂きました。


そして、多大なご協力を頂きました、ATELIER INA さん、時折さん、ちくさ正文館さん、ありがとうございました。


今回での経験と出会いを糧に美しい建築を目指して邁進してまいりたいです。
そういえば、本日はアトリエ設立三周年。早いものです。

2011年9月25日日曜日

コルビジェ先生。

LE CORBUSIER PLANS 書籍版第一弾のVol.4ユニテ・ダビシオンとVol.8都市-太陽、空間、緑が発売され早速購入しました。DVD版は昨年発売されていましたが、原図に近い紙面で巨匠の図面を一枚一枚捲って眺めるのは血が騒ぎます。

全8刊のうち第一弾がなぜVol.4とVol.8なのかはさておき…
20代の間にヨーロッパやアメリカなど建築探訪の放浪旅を重ねましたが、実はコルビジェの作品はあまり見ていないのです。しっかり時間をかけて見たりスケッチしたのはジュネーブにあるコルビジェ・センターと上野西洋美術館くらいでしょうか。
ロンシャンもユニテもサヴォア邸も見ていないのです。なぜか、、、いきなりものすごい巨匠作を見るのが何となく怖かったような…。40歳くらいになったらコルビジェだけの旅をしに行くのも悪くはないかなとぼんやり思ってますが。

とりあえずは、秋の夜長を巨匠スケッチを愛でながら過ごすこととしましょう。

2011年9月21日水曜日

【おどるゴッホ】フライヤー完成!


NAF2011参加作品 サイレンスダンス【おどるゴッホ】のフライヤーが完成!
刷り上りの色見など気になっておりましたが、良い感じの仕上がりに満足です。

今秋、サイレンスダンスを通じてゴッホの魅力を紐解いていきましょう。


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おどらないダンスがやってくる→
【おどるゴッホ】──ゴッホとゴーギャンとテオの60日──
Nagakute Art Festival 2011参加作品
<主催=NAF実行委員会、長久手町、長久手町教育委員会>


   生きることは描くこと、、 
     描くことは生きること、、
      黄色い家での60日間。
       一体なにが起こったのか?

     ゴーギャンに魅せられたゴッホ
      ゴッホを献身的に支えた弟テオは、
       兄の死後半年、追いかけるように旅立つ ───


───昨年度、好評を博したNAF初参加・ガレリア公演より今年度は、音楽室に会場した
サイレンスダンス第二弾。アーティスト同士の特異な共同生活ながら人と人が「住む」こ
と。また才能あふれるふたりの破滅的ながらも魅惑的なその関係性。そして、兄を支え続
ける第二のゴッホ=テオ・ヴァン・ゴッホ。尽きせぬ興味をゴッホとゴーギャンが共生し
たアルル/黄色い家での60日間にフォーカスします。サイレンスダンスの手法を使いな
がら抑制的に身体でドローイングします。
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企画、時空間構成、振付=タナカアリフミ
サイレンスダンス=長谷川哲士、河合 悠、タナカアリフミ
サウンドデザイン=高山葉子
音具制作=安田奈央
蝋燭制作=Yu
制作=手塚 恵、鈴木琴恵
宣伝美術=謡口志保
協力=ATELIER INA、ちくさ正文館、時折


日 程  
11/12 sat 開場=18:30、開演=19:00<終演後交流トーク有>
11/13 sun 開場=16:30、開演=17:00<終演後アフタートーク有/特別ゲスト>


会 場
長久手町文化の家=音楽室
access→地下鉄藤ケ丘よりリニモ一駅・はなみずき下車徒歩7分

料 金 
一般2500yen<学生1500yen>要予約

公式ブログ→http://naf2009.blog68.fc2.com/
公式twitter→@nagakute_artfes
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SILENCEscape notes→http://sscape.blog27.fc2.com/





2011年9月6日火曜日

「暮らす」と「食べる」

先日、打合せのため名古屋市瑞穂区のリズロンフォルムさんのサロンにお邪魔しました。


到着するとすぐにご主人お手製のバーニャカウダとジェノベーゼパスタでランチ!
手作りのデザートと珈琲までごちそうになり、素敵な空間の中でゆっくりとおいしい食事する。
それはそれは幸せなひと時でした…

お仕事の打合せから発展して、、、住宅の二極化、新エネルギー、投資、農業、人工芝、、、などなどさまざまなキーワードが飛び交い最近思うことを話しているうちにあっという間に時間は過ぎたのでした。

最近よく「体の使い方」について考えるのですが、今自分が授かっている「体」を良いとか悪いとか別として、質、形態、状態などなどあるままを受け止めてそれをどうチューニングして使うか。そこが重要なように思うのです。
自分が毎日どこで何をして何を考えて何を食べて暮らしているのか。改めて思いだすと、ぞっとすることがあります…。チューニングしてないのだから、体調悪くても思うように動かなくても当たり前です…。

建築と密接する「暮らす」ことを突き詰めていくと、やっぱり「食べる」ことにたどり着くみたいです。
それは「生きる」ことにも繋がっているのですが。
キッチンを中心とした家づくり。という簡単な話ではないのですが、どう暮らすかというのは毎日何をどう食べていくかということとかなり密接で、そこに対して建築家がどう関わっていけるのか。改めて考えていく必要がありそうです。

まずは明日の朝ごはん!



(あー、カフェやりたい!)

2011年8月25日木曜日

「おどるゴッホ」

現在サイレンスダンサーとして活躍されているタナカアリフミ氏と出会ったのは20歳の頃で、当時バイトしていたギャラリーカフェのオーナーの古くからの知人であり、いつも若き天本英世氏のような出で立ちでカフェに現れる大変刺激的な人物でした…。
それから数年後、2000年。氏の「光園」というタイトルで行われた個展でヴィジュアルツールを何点か製作させて頂いたのですが、大高緑地へのオマージュとして懐古的で儚く、それでいて透明な未来への希望のような何かおぼろげなものが見え隠れする写真が印象的でした。

そして、2011年。NAF(ながくてアートフェスティバル)の参加作品として11/11,12の二日間に渡って氏がプロデュースするサイレンスダンス「おどるゴッホ-ゴッホとゴーギャンとテオの60日間-」の宣伝美術にて参加させて頂くことになりました。


写真は初稽古の様子。静かに、静かに、タナカワールドが歩き始めました。


サイレンスダンサー、舞踏家、蝋燭職人、音楽家、陶器作家、朗読家、建築家…それぞれの個性が合わさって、どんな本番を迎えるのか。

詳細はまた随時レポート致します!






2011年7月26日火曜日

西春の家、その後。

今年の三月下旬に竣工した西春の家。外構工事はお施主様の方で手配されるとのことで、アプローチタイルとポストだけの状態で引渡ししておりました。。。
その後どうなったか気になっておりましたが、外構工事が完了しました。とのご連絡を頂き、伺ってきました!

奥行が25mとたっぷりある敷地で、表側にも裏側にも庭を作る十分なスペースがとれています。
拝見させて頂きましたが、奥様が元々お花のお仕事をされていることもあり植栽の選定もセンスよく素敵なお庭に仕上がっていました。緑が入るとさらに建物も映えます。



裏庭は全面芝生張り。お子さん達(男の子2人)が全力でサッカーやってました。和室から続く縁側にも面しているので、バーベキューにも最適です。

緑と一緒に住宅がこれからどんな風に成長していくのか、楽しみです。




2011年7月17日日曜日

渋ビル研究会活動



「名古屋渋ビル研究会」と銘打って、月に一回程度名古屋市内にあるアノニマスな渋いビルを街歩きしながら発見して、愛でたり撮影したりしています。
通りを一本入ると、意外とかわいくて小技の効いた渋いビルを見つけることができるのです。

本日も相方と共に高岳周辺を歩きました。

今回はこの暑さのため、短時間の活動でしたがなかなかいいビルを発見できました!
古い建物は新築にはない独特な空気を纏っています。そのにおいにつられて、ついつい通りを一本、二本と。





歩きまわって疲れた後は、ギャラリーfeel art zero さんビルの三階にある3+(トロワプリュス)さんでしばし休息。反省会です。

詳しくは、名古屋渋ビル研究会。にて!





2011年7月13日水曜日

ホームページオープン!

ようやくアトリエのホームページがオープン致しました!

http://www.utalier.com

開設にあわせて、ブログも新調。やや建築目線で日々の出来事を綴ります。

今後もどうぞよろしくお願い致します!