2013年4月22日月曜日

縁の一本






















本日はお施主さまと一緒に植栽選びに出かけました。

ちょうどいなざわ植木祭りが開催されているので、
まずはそこで全体のイメージ固め。

シマトネリコ、カツラ、ヒメシャラ、ヤマボウシ、エゴノキ…。
一通り見て回って、お施主さまが気になるのは
株立ちの葉の細かい樹だというのがわかってきました。

ご同行くださったグリーンコンシェルジュの寺島さんのご厚意で
取引先の農家さんへその足で…。

そこで出会った一本。

高さ3m程度のエゴノキです。
株も枝ぶりもとてもバランスがとれていて大変美しい一本。

どの角度から見ても絵になるこの樹は「稜線の家」のテラス先に植えられる
シンボルツリーとして決定しました。

寺島さんの樹との出会いも縁です。との一言に納得です。

2013年4月21日日曜日

あと一週間。






















「稜線の家」いよいよオープンハウスまで一週間と迫りました。

昨日の現場では、電気やさんがスッキリポールの設置をしていました。
ポールを建てるために穴を掘り、電気屋さん2人+監督で持ち上げる程の重量です。
身体を鍛えるために一緒にやりますか?と誘われましたが丁重にお断りを…。

内装工事もほとんど終わり、残り一週間で機器取付、外構、手直し、、、ばかりとなりました。

完成が近付く喜びと、自分の手を離れていく寂しさとで
竣工前はいつも複雑な気持ちでいっぱいになります。

この物件もしかり。

何度も何度も建物の中や周りを歩き回って、空間を確かめます。
この住宅は写真で非常に伝わりにくいのですが、
風景がたくさんある建築で違う角度から見る度に
私自身も新しい見方を発見しています。

連休中ですが、お時間と興味ある方ぜひ足を運んでみてください。


2013年4月14日日曜日

「稜線の家」オープンハウスのご案内























ウタグチシホ建築アトリエで設計監理を行いました
「稜線の家」が間もなく竣工致します。

それに伴い、お施主様のご厚意でオープンハウスを
開催させて頂く運びとなりました。

高低差のある敷地に馴染む、大らかな平屋の住宅です。

見学希望の方は予約制となりますので、
下記アドレスまでお申し込みをお願い致します。

追って当方より、詳細(地図・当日の連絡先等)をお送り致します。


◎日 時:2013年4月28日(日) 11:00~16:00

◎場 所:愛知県大府市 (JR共和駅より徒歩15分)
      ※現地にご利用頂ける駐車場はありません。

◎申込先:info@utalier.com (担当:謡口)
      ※お名前、ご連絡先、ご住所、希望時間を明記ください。
      ※4/25(水)申込〆切
  

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「稜線の家」

主要用途:専用住宅
構造規模:木造平屋建
延床面積:94.49㎡

意匠設計:ウタグチシホ建築アトリエ/謡口志保
構造設計:寺戸巽海構造計画工房/寺戸巽海
施   工:友八工務店

2013年4月7日日曜日

日々の栞






















日記を書くことは、読みかけの本に栞を挟むのと似ているように思う。

何もしなくても流れて行く毎日に、印を打つ。

そしてまた時間が流れていっても
ふとそのページに戻って
その日考えたことや起きた出来事、聞いていた音楽を思い出す。

そんな事を考えながら今日も小さな印を。







2013年4月5日金曜日

ウタグチさんが…























才能あふるる漫画家でもあり友人でもある佐藤ゆうこ氏の
ご自宅リノベーション計画がスタートしました。

せっかくなので、マンガにしていこうということで
本日その第一回目が公開されました。

週一回の予定で更新されていく予定です。

リノベーション完了まで、是非ご覧ください~!

http://yukosanhouse.blogspot.jp/

…ちなみに本物のウタグチさんはもう少しだけ大きいです。

2013年4月4日木曜日

几帳面な仕事。

すっかりブログサボってました…。

現場も大詰めになってくるとあっという間に一週間が経ち、
気付いたら桜も満開で4月ですね。

さて、今月末に竣工予定の「稜線の家」の板金工事が終了しました。
職人さんの几帳面な手仕事あってのこの緊張感ある表情。
サッシがきちんと板金とラインが合うかどうか心配しておりましたが、
完璧な仕事をして頂きこのような美しい仕上となりました。

この住宅の外壁は黒と白の二色を使用していて、写真の様に軒付の部分は
白くそれ以外の部分は黒。
見る角度に寄って、全く表情の違う住宅です。
体験しないと写真ではその多様さは伝わりにくいですが…。

あと一カ月切りましたが、現場の様子ボチボチとレポートします。