2016年1月28日木曜日

丁寧な仕事

12月中旬に始まったマンションリノベーションも、大工工事が終わりに近づいてきました。
壁の下地おこし、造作家具の作成も終わり、壁仕上となるシナ合板がどんどん張られていきます。


 

現地にて監督さん、大工さん、電気やさんと綿密な打合せ・検討を繰り返して進めてきました。
天井を躯体むき出しのまま仕上るので、事前に床下から電気配線を全て行い、
取り出し口が厚み70㎜と薄い壁の中に納まるようにシビアに墨を出していきます。
各職人さんごとの連携がとても大切になります。



例えば、電気屋さんから大工さんへの気遣い。
同じところに取り出される配線をひとまとめにしてAから順番に符号をつける。これで、大工さんは床が張られた後でも、正しい場所に配線を取り出せます。

こういったやりとりのおかげで、現場の間違いややり直しが本当に少ないです。



最後は大工さんの丁寧な仕事。
渾身のディテールで納める建具がとりつくのが楽しみです。






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