受賞作品の「土間の屋根 棲家の床」は、①洪水時に表れる敷地の特性を可視化すること②近隣商業地域における住宅の佇まいを示すこと③想定されるアクティビティを包括できる建築であること、を最初に課題設定し、設計に取り組みました。
一見地味めなのですが、、、住宅としての空間構成、構造など、改めて振り返ってみても結構チャレンジをしたように思います。今回それを汲み取って評価してくださった審査員の先生方には感謝しかありません。大変励みになりました。
この建築を実現できたのは、構造家の寺戸巽海さんのお力添えが非常に大きかったです。本当にありがとうございました。
また、天候に翻弄されつつも短期間で質の高い施工を遂行してくださった株式会社ARK工房の皆さん、カメラを通して新たな視点を示してくださった写真家の岡村靖子さん、誠にありがとうございました。そして、最初から最後まで、楽しく設計監理させてくださったお施主さま、ありがとうございました。
この場をお借りして、関係者の皆さまに深く御礼申し上げます。
また明日からも、コツコツと頑張っていきます。