金沢の2日目。偶然にも近江町市場でゲリラレストランに遭遇しました。
なんて運のいい!
フードクリエイションを主宰する諏訪綾子氏企画の21世紀美術館プログラムです。
なんて運のいい!
フードクリエイションを主宰する諏訪綾子氏企画の21世紀美術館プログラムです。
実際にレストランを体験される皆さんは事前の公募から。
大勢の市民や取材陣に囲まれて、皆さん緊張の面持ちです。
赤と黒の衣装に身を包んだ諏訪さんが鐘を鳴らしてゲリラレストランのオープンです。
一品ずつ丁寧に説明がなされ、参加者の元へサーブされていきます。
まず最初は「恥ずかしさと喜びが ゆっくりと快感にかわるテイスト」
食べるルールは一口で、かつ手づかみで。
五感を使って、フードと向き合い、得たテイストから感情を沸き立たせます。
続いて、「驚きの効いた楽しさと隠しきれない嬉しさのテイスト」
そして、3品目の「苛立ちと悔しさが入り交じるテイスト」を、試食させて頂きました。
遥かに見上げる高さの身長の男性から、無表情で差し出され実食。
ガラスの器を左手にとり、右手で素手で掴む。
外の膜が破れそうで慎重に口に運ぶと、はじめは無味無臭。
そして噛んで暫くすると向こう側から辛さと若干のまずさが追いかけてきました。
しかも、食べている間中上からずっと見下ろされている…
何とも言えない、苛立ちと悔しさが入り交じった気分です。
美味しさや満腹を追求するのではない、食自体で表現するコンセプト。
貴重な体験をさせていただきました!
時間切れでここまで。最後まで参加者の豊かな表情を眺めていたかったです。
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