2015年2月11日水曜日

雪のお引渡し















「双屋根と暮らす家」(伊勢中川の家)のお引渡しを一昨日終えました。
雪が舞う寒い日でしたが、お施主さんからの労いの言葉がとても温かかったです。

ひとつずつ丁寧に打合せをして何度も検討して納まりを考えて現場に通って…
毎回難産ですが、引渡しの日は愛娘を嫁に出すような気分になります(想像)。
ずっと大事に愛されるお家になりますように。

土日はオープンハウスをさせて頂いて、初めてお会いする方にこの住宅のことをご説明して
改めてこの家の魅力や居場所を発見できて貴重な機会となりました。
新しくいろんな方にもお会いでき、これもまた建築が繋ぐご縁だなと感じております。
遠方まで足を運んで下さった皆々様、誠にありがとうございました。

現場監理をしている間は、毎日納まりを考えたり、段取りしたり、問題を解決したりと
必死に時間が過ぎていくので改めてゆっくり家の中を歩き回って、
打合せや検討にかけた時間の長さが建物の「密度」に繋がっていくのだなと感じました。

ここでもまた、たくさんの方に出会って多くのことを学ばせてもらいました。
お施主様、監督さん、職人の皆々さん、その他関わって下さった皆さんに心から感謝です。



「双屋根と暮らす家」

2015年2月竣工

設計:ウタグチシホ建築アトリエ 謡口志保
構造:寺戸巽海構造計画工房 寺戸巽海
施工:誠和建設株式会社 森章芳 杉山哲也 素敵な職人の方々
外構:Garden office Terra 寺島彰吾
カーテン・ブラインド:TRIMSO 家久ゆう子
撮影:寺嶋梨里


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